日本語 English 大きくする 標準 小さくする

高崎セブンス

2012/03/21

 これから、主に試合などをレポートし記事に残していきたいと思います。よろしくお願いします。
 

 3月18日、八千代グラウンドにて高崎セブンスが行われた。曇り空だったが、気温はそこまで低くなく、風もそこそこだったので、ラグビー日和といえる気候だった。


この日はOBの皆様も出場のため、会場にたくさん来て下さいました!

第一試合 VSレッドバンクス
 この大会は全ての試合において、下級生中心のメンバーで臨んだ。高経大ボールのキックオフでスタート。しかし、前半はずっと自陣でのプレーが続く。気持ちはあるのだが、セブンスの不慣れや理解度の低さからミスを連発してしまい、22mの中でミスで相手ボールとなると、簡単なDFミスから失トライ。その後もレッドバンクスのセブンスラグビーに苦しみ、後半途中まで3失トライ。その後半は高経もATで鈴木や北山が仕掛けだし、仕掛ける→サポートへオフロードパスといった練習してきたものが出始めた。2トライを奪うものの、こちらに流れが傾きかけたところでノーサイド。最終スコアは12-20で敗北。

セブンス全国経験者!果敢に仕掛ける山本

第二試合 VSブルドックス
 前半から山本らBK中心選手がラン・パス・キックと、相手DFに的を絞らせずに、次々に仕掛ける。FL深津の献身的なサポートもあり、10-5とリードして折り返す。後半に入ると相手の明和県央出身のPRらが、スクラムやコンタクトでプレッシャーを強烈にかけてくる。DFやブレイクダウンで苦労するも、丸山のナイスタックルなどがあり、相手のハンドリングエラーで転がったボールを足にかけて2トライを奪った。4T1Gの全得点を深津が奪い、22-5で勝利した。

 

  
第三試合 VS群馬銀行
 
 本日最後の試合。キックオフ直後から終始自陣でのプレーが続く。意図したパスではなく、「何とかしてくれ」というような悪い意味で適当なパスが目立ち、ATでWTB福田らがランで陣地を回復しても、すぐにゴール前へ戻されてしまう。そのゴール前で北山らが体を張りギリギリで凌ぐといったことで大量失点は何とか避けれた。0-7で後半に入ると、すぐに北山がトライ。群馬銀行のATも、河村のPRとは思えない強烈なバッキングなどで寸断し続ける。ATも山本らがラインブレイクで盛り立てる。しかし、ラストワンプレー。自陣ゴール前5Mで相手ボールペナルティー。相手は展開せずにDFが揃っているところに突っ込んできてくれたが、これを止めれず。7-12でノーサイド。



 3試合を通じて、色々見えた。特にDFでとなりのプレイヤーとコミュニケーションの足りなさなどが試合後の会話で出てきていた。しかしそれ以前に、1対1の面(抜き合いだけではなく、ブレイクダウンやタックルも含めた)が色濃く出るセブンスで、「1対1で絶対に負けない」といった意地があったかどうか。去年から個々のスキルレベルの差が課題として挙げられているが、心・技・体でいえばその技だけでなく、心のところにも差があるようにみえた。7人制であっても15人制であっても、基本は1対1の部分だ。特に第三試合の、河村や北山が必死に体を張り続けてのラストワンプレー。練習から変わっていこう!