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高崎経済ラグビー部

物流業界とは何かその1

投稿日時:2012/03/09(金) 12:18

大川です

今日は僕がメインで受けている「物流」について説明したいと思います



例です
「大川家からラグビー部の部室まで、今日運び出して3月31日にモノを到着させる」
という案件があったとします
この場合、「大川家」と「部室」との間には2つのギャップが存在します
1、距離のギャップ
2、時間のギャップ
です

1はそのままの意味
2は少し難しいですが、今日から31日までの「約三週間の時間」です



運んでくれる会社を探し、結果「バイク便の俵(以下「俵」)」をみつけます
「俵」は輸送手段を持ったキャリアです
キャリアはいわゆる「陸運」「海運」「空運」です
具体的な社名は「ヤマトホールディングス」「日本郵船」「全日空」などです



「俵」は運ぶのに3日かかるという条件でした。つまり今日頼むと31日よりはるかに早く荷物が着いてしまいます
ところが「俵」は「うちは倉庫を持ってないので保管しておけない」と言います

これは困ったというところで「倉庫会社の鈴木」が登場します
「鈴木」とも契約することで、「大川家」から今日「俵」がモノを「鈴木」の倉庫に運びこんでおき
しかるべきタイミングで「俵」が「部室」に持って行けばよいことになります

倉庫会社は地味ですが重要な役割を持っている点ではかわりありません
具体例は「三井倉庫」「三菱倉庫」「住友倉庫」「安田倉庫」などです





と、ここまで円滑に進めばよいのですが、うまくできなかったとします
そこで「佃ロジスティックス」が登場します
「佃」は荷主にかわって契約を結びます
その過程で例えば
「バイク便の俵」はモノの扱い方が雑なので、「バイク便の北山」のほうが良い
とか
「トラック輸送の深津」は荷物の相乗りができれば安くできる
等の効率化の提案をします

このような「荷物の旅行代理店」のポジションを担うのが「フォワーダー」というポジションです
具体例は「日本通運」「近鉄エクスプレス」「郵船ロジスティクス」などです



この「キャリア」「倉庫会社(正確にはこれもキャリアの一部なのですがわかりにくくなるので別にしてます)」「フォワーダー」の3つが物流業界の基本形です



次回はより詳しく解説します
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記事タイトル:物流業界とは何かその1

(ブログタイトル:市立高崎経済大学ラグビー部)

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